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お見舞い。

子どもが生まれる、
私の大切なサークルの人が、
いつも憎まれ口を叩いているものの、
やはり心配だったので、
お父さんになる人に電話を掛けてみました。

そうすると、病院内だというのに、
電話を繋いでくれるというので、
ちょっとだけ代わってもらいました。


「あはは。Kくんから電話かけてくるなんて珍しいね」
「お前な…。せっかく心配してやってんのに」
「うん、ありがと」


…え?
なんか、ものすっげぇ女の子っぽいんですけど?
一瞬、ドキリとしましたよ。


「不安なの?」
「うん。生まれる前に何かあったらどうしようとか、
 生まれた後にはどうすればいいんだろうとか、
 いっぱいいっぱい不安があるよ」

「そっか。母親も大変だな」
「ね、模試の日とズレたら見に来てくれないかな」
「オレなんかがいっても役に立たないだろ」
「ううん、ただ、生まれてくる子を見てくれるだけでいいの。ダメ?」
「…そりゃ、お前……。喜んで行くけど」
「Kくんの近い未来のためにもね」
「…行かないぞ」
「40パーセントくらいホントだけどね」


電話越しに小さく笑っていました。
満足に笑えないのでしょう。
彼女の言った冗談(?)に、
何故か、私も満足に笑い返すことができませんでした。



ということで、
初めて生命がこの世界に産み落とされる瞬間を、
見に行くかもしれません。

世界が零した無垢な涙。
それを慈しむいつもと違う両親の姿を、
しっかりと記憶に遺したいと思いました。



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フツーの大学生の物語。
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