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Clothes Close。

【Clothes Close】=【暗闇の洋服たち】


今日は、私の私服選び。

今日の主要登場人物が足りないので、
昨日の夜へ遡ります。


「あ、そういえば、今日の夜に綾馬来るから」
「はあ?」
「私のいとし子を連れてね」
「あら。私、菜摘ちゃん見るの久しぶりです」

名前を出すの許可もらいました。
というか、オレがつけた名前だから、勝手にしていいそうです。
<菜摘>で<なつみ>と読みますです。いい名前だ…つけたかった。

3時間後、綾馬、颯爽と現る。

「呼び出すの遅すぎだよ、お前」
「なんでよ。私が呼んだんだからさっさと来なさいよね」
「どういう理屈なの、それ…」
「そんなことより、菜摘ぃ、ホントにかわいいねー。いいコいいコしてたー?」
「うわぁ…。いつ見ても、本当にかわいいですねー」
「私に似てるもの」
「それはどうなんだろうなぁ」
「さあ…」
「おい、男二人」
「「はい、すいません」」



…あぁ、こんな会話でも、こいつら、一応、夫婦なんだっけ。
オレもしばらく、ウチのお相手さんと話してないなぁ…。
日々、忙しくても物足りないのは、このせいなのかしら。
明日でも電話しようと思いつつ、
そんなこんなで昨日終了。



「大学行ったら私服欲しいでしょ。アンタは大丈夫なの?」
「や、ぜんぜん」
「なら、駅近くに行こうよ。買い物しに」
「あ、運転は私がしますので」
「できるの?」
「ええ。私、昔、静岡に住む前は浜松に住んでましたから」

「…絶対、自分が行きてぇだけだよな、あいつ」
「そうなんだろうけど、言わない方がいいと思うよ」
「それより、あいつって買い物時間長くなかったっけ?」
「うん。一昨年の冬なんて、お前、キレてたでしょ」
「アレは普通の男ならキレるだろ…」

1時間かけて5着から2着へ。
その2着から30分かけて、やっと1着に落ち着いたのですが、
結局、2着買って買い物終了。
2択かけるのに30分とは何事ですか。
そんなに見え見えの2択なら、
無敵ついてなくても割り込めるっつーの。
が、中段と下段のガード不能技でスラッシュ。死亡しました。


「ところで、琥珀さん、職業を説明するとき、なんて言うんですか?」
「ハウスメイドです」
「メイド…」
「メイド…」
「男二人、なに考えてんのよ」
「エロいコト」
「そんな職業あるんだなってコト」
「「………」」

女性二人の視線が痛い…。
琥珀さんまでもが…。ヤバい、調子に乗りすぎた。

「…ま、まぁ、オレと綾馬は五十歩百歩だろ」
「ぜんぜん違うだろ」
「お前はオレの味方じゃないのか?」
「微妙な立場だね」

この男…。
唯一、ウチのサークルの中で性格と顔がキレるからって…。
オレを裏切りやがったぞ、こいつ。
世の中の、池面のフェミニストなんて死んじまえ。

「…でもさ」
「なんだよ」
「メイドさんって、実際で見ると、メイド服も着てないし、ご主人様とも言わないけどさ」
「うん」

「破壊力、すごいな」

「…メイドさんに破壊力はいらないと思うんだが」
「そりゃそうだね。…これ、ゆりには言わないでよ」
「はいはい…」

言ったら共に地獄を見ることになるだろうし。
常識は人三倍欠けてるクセに、
嫉妬だけは人五倍強い女ですからねぇ。困ったもんだ。
でも、オレだって、本物のメイドさん見るのは初めてですよ。


買い物が始まって30分くらいで、オレの買い物は終了。
服は着て決めるコトなんてコトはしません。
見て終了。面倒だし。どうせ自分に合うものなんてないし。
ジーパンを買ったけれど、
体重が増えているクセに、ウエストが細くなってるのはどうしてなんでしょう。

「へー。跳水くんってウエスト73cmないんだね」
「みたいね。や、前は73cmだとギリギリだったんだけど」
「今だとスカスカだね。見た目より痩せてる」
「…おい」
「そんなことより、私たち、服を見に行ってくるから」
「すみません、お二人とも。少しだけ待ってていただけますか?」
「どうぞ」


「あ、これなんかどう? かわいくない?」
「いいですね。でも、色はこちらのほうがよろしいんじゃないでしょうか」
「いやいや。こっちだって」
「私はこっちの方が好みなんですけど…」

きゃいきゃいと女性二人は服選び。
その頃、花と雑草がいなくなった、手持ち無沙汰の男たち。

「はあ…平和だ…」
「ゆりがいねぇと平和すぎる。お前、よくアレと結婚したな」
「時々、自分でもそう思うよ…」
「だよなぁ…。結婚するまで大変だったんだろ」
「そりゃ、結婚したとき、俺は大学生だったからね。色々とあったよ」
「そーいや、結婚するときに子どもできてたのか?」
「いや、そうするのは認めてもらってからの方がよかったしね」
「ゆりの親に認めるのなんて難しかっただろ。諦めはしなかったのか?」
「そんなの、あいつを諦める理由になんかならないよ」

…さらっと言ったぞ、こいつ。
恥ずかしがる様子もなく、自然体で言い放つ天然のこの池面。
羨ましすぎる…。
綾馬の逸話としては、他には万博のときがありますね。

万博に行くとき、ゆりがちょっと病気してまして、
全身、あまり力が入らないときもあったのですが、
車椅子だと迷惑になるからと、無理やり歩きで回っていたのですが、
さすがに、最後までは無理で、途中で車椅子にすることにしたのですけれど、
そのとき、綾馬は、結婚する前に、付き合う前に、言いました。

「車椅子のあるトコまで連れてくよ。乗って?」

おんぶですよっ。万博という、めちゃめちゃ人が多い中で。
カッコよすぎる…。マジで死んでくれねーかな、こいつ。


そんなワケで、会話すること2時間半。

やっと戻ってきました。


「…お前、その量、どれだけ買ったんだ?」
「…どれくらいだったっけ?」
「15万円くらいですね」
「………」

さ、さすが、お嬢様…。
普通の買い物の値段についていけねぇ…。

「琥珀さんも何か買ったんですか?」
「はい。一着だけ、ドレスを」

…見たいなぁ、この人の私服。
ちなみに、今まではずっと制服?みたいなものでして、
皆さんが想像するようなメイド服ではなく、
普通の私服のような、会社に行くような、
微妙なスーツみたいなのなんです。
堅苦しい私服といえばいいんでしょうかね。



やっぱ、かわいい女の子の私服って見たいもんだよね。
それってオレだけじゃないよね。
制服じゃない、普段の女の子って見たいよね。
それってオレだけじゃないよね。





ここまできて。




…電話するの、忘れてました。

今からでも間に合うかなぁ。
怒られるかなぁ…10時に電話するって言ったんだけど。
遠距離ってツラいです。

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