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お披露目。

予備校の帰り、
家に帰るのが面倒だったので、
そのまま彼女の家へ。


「お邪魔しま、す……」
「いらっしゃい。……どしたの?」


どうしたもクソもないです。
私は普通ではないですが、
この反応は普通です。


「……なんで、お前、浴衣なのさ?」


「これ、今度、花火に着ていくのなんだけど、似合う?」



それに便乗してか、
おばさんも浴衣でした。
ノリいいですね、おばさんも。


あぁ、そういえば、
先週の土曜日でしたか、
浴衣を一緒に買いに行きましたっけ。
結局、そのときは秘密のようで見せてくれなかったのですが。



「んー、はいはい、似合ってますよ」
「なにそれー。冷めてるなぁ」


なんというか、
今更褒めるのも気恥ずかしいものがあるのですよ。
適当に誤魔化して。


「せっかく浴衣着てるし、頼みたいことあるんだけど」
「なに?」
「アリアと一緒に写真撮らせてもらいたいんだけど」



「ダメ」



「何で」とも訊かず、即答でダメ出し。
逆に私が理由を問うと、


「どうせ、K(私の下の名前)くんのお友達に見せるんでしょ?」
「…う」

「私は見世物じゃないんだから、やめてってば」

と、毎回言われます。
前のときは、「一人だけに見せるから撮らせて」とお願いして、
ようやく撮らせてもらった記憶があります。
調子に乗って何人にも見せて、
口を滑らせてそれを言ってしまったら、
盛大に怒られた記憶があります。


「そういえば、そーゆう写真に関わらず、普通に撮られるのも嫌いだよね」
「うん、そだね」
「なんで?」
「思い出を形に残すと、なんか一度限りっていうのが崩れちゃう気がするからだよ」


らしいです。
へえ、そういう考え方もあるんですねぇ。


「でも、部屋にいっぱい写真あるでしょ? 見せるの、アレじゃダメなの?」
「……イヤ、色々マズいんじゃないの?」
「なんで?」
「…なんとなく。つーか、お前はそれを見せてもいいの?」
「んー……。写真によるかな」


と言った割りに、
彼女の部屋にあるアルバムの写真は、
全てダメなようです。


……今の携帯の写真が限界のようで。



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